「自宅保育って何をしたらいいんだろう?」と悩んでいませんか?
保育園や幼稚園に通わない日々、自宅での時間をどう過ごせばいいのか迷うことも多いですよね。特に、家の中で子どもが退屈しないように工夫するのは、簡単ではありません。
しかし、自宅保育でも親子で楽しく過ごし、子どもの成長を促すことは十分に可能です。
実際、身近なものでできる遊びや学びを取り入れることで、子どもは楽しく、さらに多くのことを吸収できます。
例えば、家にあるものを使った簡単な工作や、リズム遊び、自然観察などは、特別な準備もなくすぐに始められます。
この記事では、保育士経験5年の私が親子で楽しめる具体的な活動や、家でできる学びのヒントを7つ紹介します。
これを読めば、今日から自宅保育がもっと楽しく、充実したものになるはずです。
目次
自宅保育 何する?基本を押さえた楽しい時間の作り方
自宅保育では、毎日「何をして過ごそう?」と悩む親御さんも多いかと思います。
自宅で子どもと過ごす時間をより楽しく、そして効果的にするためには、まず基本的なポイントを押さえておくことが大切です。
親子の一日がスムーズに進むようにするためには、遊びと休憩、学びのバランスを取り、計画的に活動を組み立てることがポイントです。
たとえば、1日のリズムを次のように考えると良いでしょう
- 午前中:子どもが集中しやすい時間に、知育遊びや絵本の読み聞かせ
- 昼の時間:外遊びや簡単な運動を取り入れてリフレッシュ
- 夕方:リラックスした活動や家族の一緒の時間を大切にする
このように、時間帯ごとに活動を変えることで、子どもも飽きずに過ごせますし、親も無理なく対応できるようになります。
自宅保育 何する?保育士が教える親子で楽しめるポイント
自宅保育をより楽しく、子どもの成長に役立てるためには、活動を計画的に選ぶことが大切です。保育士の視点からは、子どもの年齢や興味に合った活動を見つけ、毎日の生活に取り入れることが効果的だと言えます。遊びを通して子どもの感性やスキルを伸ばすためには、次のようなポイントを押さえておくと良いでしょう。
子どもの成長を促す遊びの選び方
たとえば、1歳〜2歳の子どもには「感覚遊び」がおすすめです。触覚や聴覚を刺激するおもちゃや、感触を楽しめる粘土遊びが効果的です。
また、3歳〜4歳になると、「ルール遊び」が楽しくなります。カードゲームや、親と一緒に取り組むお店屋さんごっこは、遊びの中で学ぶ機会を広げてくれます。子どもの発達段階に合わせて、次のような遊びを選ぶと良いです
- 1歳〜2歳:感覚を刺激する遊び(粘土、音の出るおもちゃ)
- 3歳〜4歳:ルールを学ぶ遊び(カードゲーム、お店屋さんごっこ)
自宅保育 何する?親子で楽しめる活動7選
自宅保育の魅力は、自由に工夫しながら親子で楽しめることです。
ここでは、自宅保育で取り入れやすい、親子で楽しめる活動を7つご紹介します。これらは準備も少なく、家の中で気軽に始められるものばかりです。
簡単な運動遊びで体を元気に動かそう
家の中でも体を動かせる遊びを取り入れることは大切です。たとえば、風船を使ったバレーボールは、リビングなどのスペースが限られていても楽しめる運動です。
また、椅子やクッションを使った「室内障害物競争」も、簡単な工夫で体力を養うことができます。
- 例:風船バレーボール、クッションを使った障害物競争
手作り工作でクリエイティブな時間を過ごす
工作遊びは、子どもの想像力や集中力を高めます。たとえば、トイレットペーパーの芯や牛乳パックを使って簡単なおもちゃを作ると、作った後もおもちゃで遊ぶ楽しみが広がります。
さらに、家にある紙や布などを使って小さなクラフトを作るのも良いです。親子で何を作るか相談する時間も楽しいですね。
- 例:トイレットペーパーの芯で望遠鏡を作る、牛乳パックで車を作る
絵本の読み聞かせで親子のコミュニケーションを深める
絵本の読み聞かせは、子どもの言語力や想像力を伸ばすだけでなく、親子のコミュニケーションを深める貴重な時間です。
読み聞かせの後、物語の続きを一緒に考えたり、登場人物について話し合ったりすることで、子どもの思考を引き出すことができます。夜寝る前の習慣として取り入れると、
1日の終わりが穏やかな時間に変わります。
- 例:絵本の読み聞かせ後、物語の続きや感想を話し合う
料理のお手伝いで楽しく学ぶ機会を作る
料理のお手伝いは、子どもの手先の器用さを育てると同時に、親子の絆を深める時間でもあります。
おにぎりやサンドイッチを一緒に作ると、数を数えたり形を学ぶ良い機会になります。簡単な料理を親子で作ることで、日常生活の中で楽しく学べます。食べ終わった後に「一緒に作ったね!」と話し合うことで、達成感も得られます。
- 例:おにぎりを作る、具材を一緒に選んでサンドイッチを作る
音楽やリズム遊びで五感を刺激する
音楽やリズム遊びも、自宅で簡単に取り入れられる楽しい活動です。
たとえば、鍋やスプーンを楽器代わりにして、音楽に合わせてリズムを刻む「リズム遊び」をするのも効果的です。
また、手作り楽器を作って演奏ごっこを楽しむと、親子で笑顔が増えます。
- 例:鍋やスプーンでリズム遊び、手作り楽器で演奏ごっこ
自然観察を家の中で楽しむ方法
自宅でも自然を観察する機会を作ることで、子どもの探究心を育てることができます。
たとえば、窓辺に植物を育てたり、近所を散歩して季節の変化を観察することで、自然とのふれあいを通じて学びの時間が増えます。また、虫や花を見つけたら一緒に図鑑で調べるのも良い学びの機会です。
- 例:窓辺に植物を育てる、散歩で季節の変化を観察する
お店屋さんごっこで楽しく学べる社会体験
お店屋さんごっこは、家にあるおもちゃや食品を使って楽しめる、子どもにとっての小さな社会体験です。
おもちゃのお金を使って、親子で「店員さん」や「お客さん」になって遊ぶことで、やり取りやルールの大切さを学べます。
これにより、数の概念や挨拶の習慣を身につけることができ、学びながら楽しい時間を過ごせます。
- 例:おもちゃのお金や品物を使ってお店屋さんごっこをする
自宅保育 何するか迷ったときの解決法
自宅保育で「次に何をしようか」と迷ったときは、子どもの反応を観察してみると良いです。
子どもは日常の中で新しい興味を示す瞬間があり、その興味をうまく引き出すことで、新しい遊びや学びの機会を提供できます。
たとえば、最近手先をよく使っているなら、工作やパズルに挑戦するのがおすすめです。
また、以下のような工夫も効果的です。
- 遊びに変化をつける:遊び方やルールを少し変えて新鮮さを加える
- 新しい活動に挑戦する:子どもの興味に基づいて新しい遊びを試してみる
このように、子どもの興味を観察し、遊びに変化をつけることで、新たな楽しみが生まれます。
自宅保育 何する?今すぐできる簡単アクティビティ
自宅保育でも、特別な準備がなくてもすぐに始められる活動はたくさんあります。たとえば、折り紙で動物を作る遊びや、親子で一緒に絵を描くことは簡単にできる活動です。また、「宝探しゲーム」を家の中で行い、身の回りの物を使って楽しく学べる遊びに発展させることもおすすめです。
- 例:折り紙で動物を作る、家の中で宝探しゲーム
- 遊びを広げるヒント:完成した作品を飾ったり、写真を撮って思い出を残す
簡単なアクティビティでも、親子で一緒に過ごす時間が増えれば、楽しい思い出を作ることができ、子どもの成長も感じられます。今日から試してみましょう。